”はやぶさ2”が地球に帰還、小惑星”りゅうぐう”で採取したサンプルを格納したカプセルを2020年12月5日、地球周
回軌道で分離し、次の任務の為、再度地球から離脱していきました。
本体から分離したカプセルはその後大気圏に突入し、最後はパラシュートで降下、予定通り12月6日AM3時頃無事
オーストラリアのウーメラ砂漠に軟着陸しました。
回収されたカプセルやパラシュートは、12月8日に生家ともいえるJAXA相模原キャンパスに戻ってきました。
JAXAでは2021年3月12日から16日の間、地元相模原市民の希望者を対象に(抽選で)カプセルを公開しました。
展示品は、カプセルとパラシュート、その他にオーストラリアから輸送する際に使用した特殊コンテナーが有った様
です。
後日、各地で展示・公開が行われる予定がある様なので、チャンスが有れば見に行ってください。
公開時のパンフレットをご紹介します。
本記事は、相模原市在住の小野博昭氏(注)から頂いた情報から作成しました。
氏はカメラを持参して行ったのですが、会場では撮影禁止との事であり、写真撮影は断念、パンフレットの映像を送って
くれました。
パンフレット(おもて面)
写真はウーメラ砂漠で見つかったカプセルとパラシュートです。
発見した状態の様です。
パンフレット(うら面)
カプセルやパラシュートの構造や機能、大気圏再突入
の状況、 開発の経緯等についての概要が説明されて
います。
説明文(うら面)
カプセルやパラシュートの構造や機能について説明
されている部分です。
コンパクトに纏められたパンフレットですが、パラシュ
ートの解説はしっかりと記載されています。
やはり重要な装置なんですね。
小野氏について<編集担当(上田)注>
本ページの情報を提供頂いた小野氏についてご紹介します。
(OB会や会社には直接関連が無い人物なので)
彼は、私の学生時代の友人で、今も親しくお付き合いさせていただいています。
藤倉航装とは無縁の人物なのですが、本ホ-ムペーシの作成では色々と助けて頂いており、彼の存在なくしてはこのHPは存在
しなかったと思ます。
そもそも、私がHPを作ろうと考えたのは、彼が自身のHPや町内会のHPを自作したという話を伺い、「お久し振りの会」のHPを作
ろうと考えたのが始まりでした。
また、通り一遍のPC知識しかない私にHP作りは少々無謀な挑戦だった様で、折々に彼に相談しアドバイスを頂きました。
更に、私の知識で解決できない部分を処理して頂いたこともあります。
藤倉航装とは縁が無い人と述べましたが、以前、小野、上田両夫婦で滝桜の見物ドライブ旅行をした折に、船引工場を訪問し
て、4人で工場を見学させて頂いたことが有りました。
畑違いとはいえ小野氏も元はメーカー(高周波装置やレーダ関連機器)の技術者、興味を持って見学していました。
そんなこともあって、今回の情報提供という事にも繋がったとも思います。
HP作成にお力添えを頂き、また今回の情報を頂いた小野氏を紹介するとともに、氏に謝意を表したいと思います。